MS910+をアンドロイドにSPP接続するのに苦労したため、記事として記録に残します。
当方のアンドロイド端末は、HUAWEI P10 lite でAndroidバージョンは8.0です。
ペアリング
MS910+をSPP接続するには、SPPマスターモードで接続する必要があります。
アンドロイド端末のBluetooth MAC アドレスを確認する
Bluetooth MAC アドレスは、
”端末情報”→”端末の状態”→Bluetoothアドレスに表示されています。このアドレスにLTB を付加した、Code39(チェックデジット無し)のバーコードを作成します。
例えばBluetooth MAC アドレスが「00:09:DD:40:08:32」なら、「LTB0009DD400832」となり、このデータのバーコードを作成します。
バーコードの作成に使用したサイトは、バーコードどころです。バーコードの種類にCODE39がありますので、データを入力してバーコードを作成します。作成したバーコードは、PNGファイルとしてダウンロードします。作成したバーコードをMS910+で読み取るには大きすぎますので、50%で印刷して読むと良いと思います。
「通信切断/ペア情報削除」→「BT SPP」バーコードをスキャン
アンドロイド端末とペアリングするため、「通信切断/ペア情報削除」→「BT SPP」→「Bluetooth MAC アドレス」バーコードを順に読み取ります。
アンドロイド端末側でペアリングの準備をする
デバイス接続→Bluetoothで使用可能なデバイスを検索します。
これ以降は通常のペアリングを何ら変わりません。
せどろいど
せどろいどの設定でBluetooth SPP接続設定で”SPP接続を利用する”にチェックを入れます。
後は、せどろいどを起動するごとにMS910+と自動接続しますが、注意点が一点あります。
MS910+の場合、KDC200と比べて接続までに少し時間がかかります。せどろいどの起動だけでは、接続できない場合(タイムアウト)があり、このときは、せどろいどのBluetoothマークを押して、デバイスを選択して接続するようにします。
MS910+のターミネータを”CR+LF”に設定することをお忘れなく。
一時は、KDC200の買い直しを考えましたが、なんとか動いて良かったです。
KDC200ってMS910+の倍以上の価格なんですね。